「びずめし」への参加で、ウェルビーイングと応援消費を同時に実現

びずめし

社食サービス「びずめし」提携企業 〜Vol.1〜「株式会社雨風太陽」(ポケットマルシェ)〜

“まちの飲食店が社食になる” 社食提供サービス「びずめし」。全国16,000以上の飲食店を利用できる「ごちめし」のシステムを基盤とし、オフィスの近く、在宅勤務時は自宅周辺、さらには営業先、出張先の街でも、今日いるエリアの飲食店を社食として利用できる、ニューノーマル時代の新しい福利厚生です。

今回ご登場いただくのは、株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之さん。

「びずめし」と提携した理由、共通する理念や、ともに目指す未来について伺いました。

お話をうかがった、株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之さん
お話をうかがった、株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之さん

株式会社雨風太陽について

株式会社雨風太陽は、「都市と地方をかきまぜる」というミッションのもと、事業を展開しています。 生産者と消費者が直接やり取りしながら旬の食べものを売り買いできる産直アプリ「ポケットマルシェ」、寄附者と生産者が直接つながる国内初のふるさと納税サービス「ポケマルふるさと納税」、食べもの付き情報誌「食べる通信」の運営を行うほか、電力事業や地方留学事業の立ち上げを進めています。 地方自治体との連携も強化し、複数の事業を通じて、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」の創出を促進しています。

ポケットマルシェは、 全国の農家・漁師から、 直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。 提供は2016年9月。 現在、 約7,000名(2022年8月時点)の農家・漁師が登録し、 約16,000品の食べ物の出品と、 その裏側にあるストーリーが提供されている。 新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、 ユーザ数は約10.9倍、 注文数はピーク時に約20倍となり、 約57万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。

コロナによる生活の変化の中、農家・漁師とつながる食卓の楽しさを提供

——「弊社の社食サービス「びずめし」に参加してくださった背景、理由をお聞かせください。

高橋社長(以下、高橋さん):2020年からの新型コロナウイルス感染拡大によって、私達の生活は大きく変わりました。

緊急事態宣言等により外出自粛が余儀なくされたことにより、テレワークが一般化したことも変化の一つです。

——そうですね。弊社は、飲食店のメニューをWEBで贈れるギフトサービス「ごちめし」を2019年10月にローンチしましたが、直後に始まったコロナ禍で、その先払いの仕組みを活用して「さきめし」を開始しました。

そして、飲食店の登録料・掲載料・利用料・決済手数料がすべてゼロのビジネスモデルを法人向けにローンチしたのが、御社が参加してくださった社食サービス「びずめし」です。

高橋さん:生産者と直接つながって新鮮な旬の食材を味わうことは、テレワークが中心の生活において、ウェルビーイングの向上につながると、私たちは考えています。

さらに、直接食材を取り寄せることで、コロナ禍で出荷停止などの打撃を受けた生産者の応援にもなります。

これらを同時に実現することが、「びずめし」に参加した目的です。

生産者を訪れる高橋さん

—— そうですね。リモートワークの多い従業員には特に、御社の商品はとても人気です。

高橋さん:はい。農家・漁師とつながる食卓の楽しさは、コロナ禍で多くの方に実感いただけたはずです。

ポケットマルシェは生産者と消費者を直接つなぐ新たな流通である「C2Cプラットフォーム」を展開していますが、志をともにする企業や団体と連携することで、より多様で情緒的な流通網を形作ることができると考えています。

ポケットマルシェHP

今は人流も回復しつつあり、自炊の機会が減っている方もいらっしゃるかもしれませんが、今後も「生産者とつながる」ことを継続して楽しんでいただけたらと思っています。

—— おっしゃる通り、「びずめし」でのポケットマルシェの利用により、生産者さんとつながる楽しさを知った、という声を耳にしています。

高橋さん:それは嬉しいですね。

さらに、今は外出自粛要請もなくなりつつあるので、家に取り寄せた食材の生産者のもとへ遊びに行くなど、積極的に地方に関わっていってほしいです。

そのきっかけを、Gigiさんと作ることができたら何よりです。

—— ありがとうございます。御社は今年、社名を変更され、新たに目指す未来について明確に示されました。今後の展望をお聞かせください。

高橋さん:2022年4月に、会社名を「ポケットマルシェ」から「雨風太陽」に変更しました。

また、ミッションを「都市と地方をかきまぜる」と、ビジョンを「日本中あらゆる場の可能性を花開かせる」と新しく設定しました。

これは、「食の会社」から「都市と地方をかきまぜ、関係人口を創出する会社」になる、という宣言でもあります。

実際に、「ポケットマルシェ」の事業以外に、電力事業である「ポケマルでんき」、地方留学事業である「ポケマル親子地方留学」も開始しています。

生産者と消費者が生かし生かされあう、都市と地方の境目が曖昧になるのが目標

(玉利康延さん撮影)

—— 「都市と地方をかきまぜる」について、詳しく教えてください。

高橋さん:はい。なぜ、都市と地方をかきまぜたいのかと言うと、それは、僕が東日本大震災の被災地で目にした、地方の生産者と都市の消費者の支え合いを平時から実現したいからです。

今、生産者と消費者は、分断されてお互いの顔も見えない中で、それぞれに課題を抱えています。

過疎・高齢化で衰退する地方の現場で疲弊する生産者、人とのつながりが希薄になり生きがいを失いかけている消費者。

両者がつながることで、双方の課題は解決に向かうはずです。

—— 弊社と共通する理念をお持ちのようです。

高橋さん:そうですね。Gigiさんは、「恩送り・利他」の気持ちが社会に拡がることを目指していらっしゃいますが、これは、僕らの考えにも近いですね。

生産者と消費者が、生かし生かされあう関係を実感できれば、日々感謝や喜びを感じられる社会が生まれます。

さらに、都市と地方の境目が曖昧になり、関係人口が増えていけば、日本中であらゆる可能性が開花していくのではないでしょうか。

それは、消費者だけ、生産者だけ、では決して実現できないものだと考えています。

—— 今後も、「共に生きる」「共に創る」未来を力を合わせて作っていきたいですね。今日はありがとうございました。

プロフィール

高橋博之(たかはし ひろゆき) 1974年、岩手県花巻市生まれ。青山学院大卒。 岩手県議会議員を2期務め、2011年9月巨大防潮堤建設へ異を唱えて岩手県知事選に出馬するも次点で落選し、政界引退。 2013年、NPO法人東北開墾を立ち上げ、世界初の食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊し、編集長に就任。 2014年、一般社団法人「日本食べる通信リーグ」を創設し、同モデルを日本全国、台湾の50地域へ展開。 2016年、生産者と消費者を直接つなぐスマホアプリ「ポケットマルシェ」を開始。 2018年、47都道府県を車座行脚する「平成の百姓一揆」を敢行。「関係人口」提唱者として、都市と地方がともに生きる社会を目指す。 2019年2月14日(木)「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)に出演。 著書に、『だから、ぼくは農家をスターにする』(CCCメディアハウス)、『都市と地方をかきまぜる』(光文社新書)が、共著に『人口減少社会の未来学』 (内田樹編、文藝春秋)、『共感資本社会を生きる』(ダイヤモンド社)がある。

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