2025年10月8日〜9日に福岡・大名ガーデンシティで開催されたスタートアップイベント「RAMEN TECH 2025」に出展し、当社が新たに始めた取り組みを紹介しました。
RAMEN TECHについて
「RAMEN TECH」は、2024年から福岡市がスタートアップ向けのイベントとして開催しているものです。国内外のスタートアップや投資家、行政関係者が一堂に会し、最新の技術やビジネスモデルを共有する場として連日多くの方で賑わいました。
公式サイト:https://ramen-tech.jp/
会場での反響
今回、当社では、先日特許を取得した「ブロックチェーン技術による寄附金の透明化」と新たなチャレンジ「ロス素材削減」という2つのテーマでブースを出展いたしました。
グローバルなイベントということもあり、アジアを中心に国内外から多くの方が足を運んでくださいました。

(急遽、英語版のフライヤーを準備しました)
海外の方からは特に「寄附の透明化」への関心が高く、ブロックチェーン技術の活用することで海外版こどもごちめしの可能性など具体的な話も上がるなど、多くの質問や意見交換をすることができました。
日本企業の方々からも、寄附の信頼性を高める仕組みや、ロス素材(フードロス)の課題を解決する新しいモデルとして関心を寄せていただき、情報交換や今後の連携に向けた話が生まれています。また、出展者同士の交流もあり、業種の垣根を越えた新しいつながりが広がるきっかけにもなりました。
出展内容
① ブロックチェーン技術による寄附金の透明化
寄附金や支援金がどのように使われているかを“1円単位”で見える化する仕組みを紹介しました。ブロックチェーンを使うことで、寄附の行き先や使い道を正確に記録でき、支援の信頼性を高めることができます。
この仕組みは「こどもごちめし」への導入も進めており、寄附者が選んだ資金グループとつながる子どもが食事をすると、その記録が自動的にブロックチェーン上に残ります。
支援者の方は、自分の寄附がどこでどんな形で役立ったのかをリアルタイムで確認できるようになります。
仕組み概要
・寄附金を「トークン」として発行(例:1万円の寄附=10,000トークン)
・子どもの食事利用履歴をブロックチェーン上に記録
・支援者は寄附の利用状況をリアルタイムで確認可能
② フードロス削減への取り組み
もうひとつのテーマは「食のもったいない」を減らすこと。
農家では生産物の約3割が畑で廃棄され、飲食店でも値引きや廃棄のコストが課題になるなど、食材が本来の価値を発揮できない現状があります。
Gigiでは、GOCHIプラットフォームを通じて、廃棄されていた食材を必要としている人につなぐ仕組みを構築しています。価格を守りながら、誰も損をしない新しい流通を生み出すことで、持続可能な「食の循環」を目指しています。この仕組みは「こどもごちめし」とも連携し、子どもたちの食支援にも役立ててまいります。
今後の展開
初めてブース出展で多くの方と情報交換をさせていただき、私たちがまだ気づいていない課題を知ることができました。今後も、全国のスタートアップ向けカンファレンスに参加し、国内問わず社会課題を解決できる企業や組織と出会い、私たちのGOCHIプラットフォームを組み合わせて、持続可能な社会の実現に向けて歩みを続けてまいります。良いカンファレンスがありましたら、ご紹介ください。
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