先日開催された「第41回ユニリタユーザシンポジウム」において、弊社代表今井了介が登壇し、株式会社ユニリタ代表取締役 社長執行役員 北野裕行氏との対談を行いました。

Gigi株式会社 代表取締役 今井了介 × 株式会社ユニリタ代表取締役 社長執行役員 北野裕行氏
この対談のきっかけは、昨年秋に今井がラジオ番組で「利他の経済」について語ったことでした。偶然その放送を聞いたユニリタ社の広報担当者K氏が、弊社の理念がユニリタ社の考え方とと非常に近いと感じ、ご連絡をいただいたことが契機となりました。まったく接点がなかった両社を結びつけたのは、まさに「利他」の思想だったと言えます。
対談のテーマ
シンポジウムでは、「利他」をテーマに弊社とユニリタの取り組みや展望について語られました。
今井からは、音楽家としてのキャリアからGigi設立に至るまでの経緯や、弊社のビジョンである「Your Happiness is My Happiness」に込められた想いについて紹介がありました。
さらに、弊社の行動指針である「Pay it forward(恩送り・利他)」を広げる取り組みとして、こども食堂が抱える資金不足や人手不足を解決する「こどもごちめし」の仕組みが紹介されました。
一方、北野氏からは、ユニリタが掲げる行動指針「相手の立場になる」に基づく事例として、農業×ITによる食の安全・安心を目指す『ベジパレット』や、地域交通×ITで地域課題を解決する『こまシェア』などの具体的な取り組みが語られました。ユニリタは、ITを活用して「利他」の循環を支えることを目指し、データマネジメントやサービスマネジメントを通じて経済の発展と社会の幸福が両立する未来を共創するビジョンを示しています。
ライブアンケートの実施
対談内では、来場者参加型のライブアンケートが実施されました。「見知らぬ人から700円をもらい、それを別の人と分け合うとしたらどうするか」「社会課題解決の事業に挑戦したいか」といった問いに対する回答がリアルタイムで集計・共有され、会場の熱気が一層高まりました。
アンケート結果からは、多くの来場者が「利他」を前向きに捉えていることが可視化され、講演内容との親和性をさらに強める機会となりました。

SWGs(持続可能なウェルビーイング目標)の重要性
対談の終盤では、SDGsの次のステージとして「持続可能なウェルビーイングの状態を目指すSWGs」という概念が紹介されました。これからの社会では、経済的価値の追求だけでなく、人々の幸福度を高める取り組みが求められるという考え方です。
今回の対談を通じ、「利他」の考え方が未来社会の構築には欠かせない要素であること、そしてその実現を支える役割をITが担っていくべきであることが改めて強調されました。
弊社では、「Your Happiness is My Happiness」の理念のもと、利他の精神を大切にした事業を今後も推進してまいります。
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